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30歳で医療ソーシャルワーカーへ転職

2021.04.13

今回は、福田総合病院で15年地域医療連携室で医療ソーシャルワーカーとして働いてきた岡松さんにインタビューさせていただきました。


インタビューさせて頂いた方

岡松さん

精神保健福祉士、社会福祉士、介護支援専門員

趣味 サッカー、フットサル

 元地域医療連携室課長

→2021年4月より総務部課長

建設業界から始まった岡松さんのキャリア

実はもともと理系で建設・土木業(施工管理)の仕事を30歳までしていたのですが、

建設業界の労働環境はとても厳しく、精神不調、中には心を病んで命を落とす方もいたことがきっかけで、精神分野の相談職のお仕事があることを知り、働きながら夜間学校に通い、精神保健福祉士の資格を取得することになりました。

 

 

30歳で医療ソーシャルワーカーへ転職

30歳で全く違う業界である病院に就職し、地域医療連携室の医療ソーシャルワーカー(相談員)として、これまで15年間で約3000件ほどの入退院支援のケース相談に乗ってきました。

正直不安も大きかったのですが、職場の上司からはとても親切丁寧にご指導いただきました。

地域連携で大事にしてきたこと

自分の職性にこだわるよりも、「患者様が何を求めて病院に来られるか?」をいつも考え、

こちらが支援したいことと、ご本人が希望されることが、

的外れにならないように、院内外の関係機関と連携をとり、

常に客観性をもって相談にのることを心掛けました。

 

地域で40年以上医療を提供しているので、

患者様は親子3世代にわたって顔なじみの方も多くいらっしゃいます。

福田の看護師さんは、患者さんにとても優しいところが他職種からみても感じます。

退院支援について

医療が中心と考える病院もあるが、退院支援という視点から、

医師、看護師、理学療法士など、一緒に踏み込んで関わってくれるのが福田の良いところだと感じています。

 

また、看護部の副部長が地域連携の役割も担っていただいているので、

地域の医療機関、介護施設、居宅支援事業所、訪問看護や訪問介護まで、

とても連携がとりやすい環境です。

心に残ったエピソード

患者様は、時に心の傷を負われている方もいらっしゃいます。

距離を取られがちな患者様と接することがあったのですが、

時間をかけていつも声掛けしながら関わることで、

今では定期的に患者様から連絡をいただける関係性になったことが私のやりがいや自信につながっています。


看護部や多職種の連携について

組織の人数が多くなると部署ごとに縦割りになることがあります。

 

「総務は何してるの?」

 

「現場は何してるの?」

 

そんな気持ちのすれ違いが起こることもあるので、

職種の垣根を超えてそれぞれの役割や行動を可視化したいと考えています。

 

新型コロナウィルスの影響で、高齢な患者様だけでなく、

医療機関で働く人のストレスも増加していると感じます。

 

ただ単に仕事するだけでなく、各部署でどのような影響を与えるか?を知ってもらえるよう、これまで地域医療連携室で大事にしてきた「他職種との協働・共生」をこれからは総務として、病院内の連携強化に力をいれていきたいと思います。

事務職は、患者様に直接関わることが少なくなるので、

事務職、現場職が繋がることで、多面的な支援ができるようになることが目標です。



以上、福田総合病院を長年支える岡松さんのインタビューでした。

 

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