疥癬(かいせん)についての研修会
2019.05.295月29日の夕方、疥癬(かいせん)についての研修会が開かれました。
すべての医療機関で高い関心を持って講じられる感染防止対策について、職員全員の意識向上を目的に、当院医師の土増先生からお話いただきました。
疥癬というのは皮膚疾患の感染症のひとつなのですが、数か月前に当院でも感染者が見られました。
病院という場所には免疫力の低下した方が多く共同生活していますので、感染者が増えないように病院全体で対応に追われました。
このことを教訓にと、今回の研修会では感染「予防」について重点的に指導がありました。
入浴介助や病衣交換などで患者様と直接接することの多い医療スタッフは、感染者の有無にかかわらず常に感染予防を意識した行動を心掛けなければなりません。
今回の研修会は、あらためて自分の行動を振り返るきっかけにもなったのではないでしょうか。
インフルエンザをはじめとした多くの感染症は、夏の間は感染力が弱まります。
これからの季節はオフシーズンとも言えますが、日常生活における手洗いうがいなどの基本的な予防は、通年を通して取り組んでいきたいですね。