病棟クラークってどんな仕事?
2023.02.20今回は、福田総合病院の裏方を支える「病棟クラーク」のスタッフにインタビューさせていただきました。
病棟クラーク Tさん
福田歴1ヶ月
趣味:ウォーキング、自然観察
好きな食べ物:お寿司
これまで、保険会社の法人営業を2年経験し、保険のことを勉強している内に、医療にも関心を持つようになり、病院のSPD(院内物流管理)業務の委託会社に転職し、立ちあげ業務なども経験しました。
その後、子育てが落ち着いてからパート勤務で医療事務を3年半ほど経験し、その中でより患者様に関わりたいと思うようになり、医療クラーク(医師事務作業補助者)の勉強をしていました。
今回ご縁あって、病棟クラークというお仕事に就いたのですが、
実は、医療クラークの求人で応募したところ、求人が埋まっていて、病棟クラークの求人をご案内いただき、初めて病棟クラークという仕事があるのを知りました。
看護師さんのカルテ管理や必要な備品の発注など、
間接的に病棟の看護師さんの仕事を支えるお仕事と聞いて、
より患者様に関わりたいと考えていた私の考えと一致したこともあり挑戦してみたいと思いました。
事前に福田総合病院のホームページをたくさん読み込んでみると、アットホームな職場で人間関係が良いという印象を受けました。
でも、正直働いてみるまでは半信半疑で、、、
「本当かな?」
という不安もありましたが、実際に働いてみると、
ホームページ以上にみなさん初日から優しく接してくださり、何を聞いても丁寧に教えていただき本当に楽しい職場だと感じています。
そうは言っても、2階は緊急入院もある忙しい病棟です。
でもそういった忙しい時ほど、看護師さん達は声をかけあって職員同士で助け合っていて、本当にチームワークの良い職場だと感じています。
病棟クラークは各病棟に1名配置されています。
看護師さんと一緒にカンファレンスに入り、入院患者様の確認、入院準備・面会の準備・電話対応、患者様の申し送り、受け持ちの患者様の確認なども行っています。
また、提出書類の期日確認や職員の勤怠管理、必要物品の発注、薬剤の運搬、荷物受け渡し、各部署との連絡調整、患者様の対応など、医療者の皆さんが本来の業務に集中できるようにサポートします。
業務の幅がとても多岐に渡るので、まだまだ分からないことがたくさんありますが、職場の皆さんに教えていただきながら、優先順位をつけて業務をこなしています。
まだ看護師さんの指示に全て的確に対応できず、毎日の業務をこなすだけで精一杯な状況です。
また、業務を行う上で必要な医療用語がたくさんあるので覚えるのが大変です。
3年後には、看護師さんの指示に的確に対応できるようになりたいです。
スタッフステーションに入った瞬間やる気スイッチが入ります。
業務でミスをしたとき・・・。
そんな時は、ミスから学ぶこともあると思うので、
何がダメだったかを振り返って、次からミスしないよう心がけます。
医療者のみなさんは日々多忙な業務に追われています。
医療者の業務負担を減らすことで、結果、縁の下の力持ちとして、
患者様に還元することができれば、少しでも医療の質を上げることにつながるのかなと考えています。
医療事務、医療クラーク、病棟クラークといった病院における事務方のお仕事は、
医療者の方々、患者様とコミュニケーションをとりながら、
地域医療に関われるお仕事なのでとてもやりがいを感じています。
お世話好きの方、縁の下の力もちタイプの方に向いているお仕事だと思いますので、
ご縁がございましたら、一緒に働けるのを楽しみにしています。
以上、福田総合病院を支える病棟クラークのスタッフインタビューでした。