管理職ナースのメリットとは?
2019.12.17今回は、福田総合病院 の看護師長さんの働き方をインタビューしました。
・インタビューさせて頂いた方
師長/入職後6ヶ月/看護師歴約25年/お子さん大学生
新卒から25年同じ職場で働いてきたのですが、自分の人生を改めて考えた時に、今と違う環境で挑戦するなら今しかない!と思い、転職しました。
前職の病院では、主に形成外科、外科化学療法の短期入院などを行っている職場がメインでした。
最初は施設への訪問看護をやってみようかと思っていくつか面接を受けていましたが、福田総合病院の看護部長にお会いして、「地域密着」の医療をここで勉強したいと思ったのがポイントです。
前職では主任を10年経験した後、年功序列ということもありそのまま看護師長へ昇格しました。
師長としては6年経験させていただいたのですが、この経験の中で、「組織の想いをどう伝えるか?」伝えることの意味や難しさを知りました。
「管理職って大変そう」
「管理職にはなりたくない」
という意見もあると思いますが、管理職のメリットとしては大きく2つあります。
1つ目は、「自分のやりたいこと」 「やってみたい看護」など、
①職場の方針について提案できる権利
①について、わたしは今こちらの病院に来たばかりですので、自分の価値観ややりたいことを押し付けたり、
今の職場のみなさんがやってきたことを否定するのではなく、その想いを大事にしながら、よりよい職場に変えていく提案をすることが大切だと考えています。
そしてもう一つは
②スタッフを褒める権利
があること。
どんな人にも、クッション言葉を入れるとやわらかくなります。例えば業務ミスに気付いたときに、ただ単に指摘するのでなく、
「昨日遅くまで残ってくれてたよね」
など、まずは感謝の言葉を添えることを大切にしています。
これらは、1スタッフ時代ではできなかった管理職の特権であり、大きなメリットだと思います。
また、看護協会の認定看護管理者教育課程「ファーストレベル」の研修を受講させていただき、他の組織の管理職の方との交流を持ち、「管理職のやりがい」を共有したり、とても良い経験になっています。
コンサートに行ったり、旅行に行ったり、リフレッシュした後はやる気満タンです。
看護業務においては、患者様から「ありがとう」という言葉をいただいた時に「やる気スイッチ」が入ります。
できていないことだけきつく言われるとモチベーションさがります。そんなときはコンサートへ(笑)
若いころは沸点が低くてすぐ「カッ」としましたが、歳を重ねると多様性を受け入れることができるようになってきました。
旅行が好きです。マッサージや友人と食事してみた。ヨガもいってみたいと思っています。
自分自身は決められたことをきっちりやるタイプですが、「1」から作り上げる楽しさを感じれる人と、
楽しみとしんどさを共感しながらチームをつくりたい。
新しい意見や提案ができる人。人の想いを大事にしながら働きたい人募集中です。
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以上、看護師長さんの働き方をインタビューでした。