外来とオペ室を掛け持ち。整形の手術年間約500件
2020.11.26今回は、外来勤務の看護師さんのインタビューをさせて頂きました。
今は外来の主任として、外来とオペ室勤務を掛け持ちで働いています。
私自身、手術室の経験が約20年あるので、今の働き方はこれまでの経験を活かせる働き方です。
午前中は外来勤務で、手術は火曜、木曜に予定オペが多いです。
腱鞘炎や関節炎、手根管症候群など肘・手・指の急性疾患に対する手術や注射での治療も多く、整形の手術件数は年間約500件ほどです。
近隣の病院からの紹介や、遠方から当院の専門医を訪ねて来院される方もいます。
デイケア、病棟なども広く勤務されます。
10年以上外来で働いているので、地域の患者様のご家族やお子さん、お孫さんの成長を一緒に見守り、家族のような関係になっていると感じています。
長い付き合いの患者様になるので、その方のコミュニケーションや行動に変化があったり、認知症の傾向がでているとすぐにわかります。
カルテを見なくても、その方の病気の遍歴も分かりますし、ご家族とも顔なじみの関係になっているので、コミュニケーション方法は地域の病院ならではと感じています。
長い勤務の中で嬉しかったエピソードで、
顔なじみの認知症の患者様が救急で運ばれたことがあったのですが、
ご家族の方より、
「看護師さんも全員知っていて嬉しかった」
とお声かけいただいたことが心に残っています。
こちらは自然に接していましたが、家族のように接する安心感をもってもらえたことがとても嬉しく、日々の仕事の励みになっています。
一緒に働く人にも、患者様にも、言葉が上手く伝わらなかったときはへこんでしまいます。
昔バンドをやっていて、今でもギターを弾くのが趣味です。
外来のチームは私にとっては理想のチームだと感じていて、
在籍年数に関わらず、みなさん意見を出し合い協力できる環境です。
「とりあえずやってみよう!」という気持ちが高い人が集まっています。
家族のように患者様と接することができる病院で働いてみませんか?
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以上、福田総合病院看護部の看護師さんへのインタビューでした。
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