一般・地域包括ケア病棟の働き方と1日のスケジュール
2021.03.18今回は、一般・地域包括ケア病棟の働き方と1日のスケジュールをインタビューしました。
入社10ヶ月は障害者病棟で勤務。その後、一般病棟と地域包括ケア病棟の混合病棟へと異動になった森さんへの2回目のインタビューです。
福田で働いて1年。振返りも含めてリアルな声をお聞きしました。
▼森さん1回目のインタビュー記事はこちら
せっかく慣れてきたので正直異動には前向きでなかったのですが(笑)
今はこれも経験と思い働いています。
部署は異動しても周りの方々はとても親切なところは福田の良いところだと感じています。
3階西の障害者病棟は在院日数も約3ヶ月位の方も多く、症状が安定した方が多いので、急変や入退院の対応も少ないのが特徴です。おむつ交換などは3階の方が多いです。
3階の障害者病棟に比べて、2階の一般・地域包括ケア病棟は、急変もあり、予定入院だけでなくイレギュラーでの入退院もあるので、急性期の看護スキルが必要だと感じています。
福田総合病院は整形の手術が多いので、患者様も高齢者だけでなく、若い方も多く、オペ後はリハビリを経て、元気に退院される方も多いです。
病棟の性質もあり、一般・地域包括ケア病棟の方は多少残業もありますが、看護師として急性期を学べる環境は障害者病棟よりも一般・地域包括ケア病棟の方が経験を積めると感じていて、異動でまだ業務に慣れていないところもあり大変ではありますが、良い刺激を受けてます。
【日勤】08:40~17:00(休憩60分)*下記は一例でその通りではないこともあります
8:00 出勤 |
前日入院の患者様など少し早めに出勤し情報収集 予定入院担当になれば、午前の入院が多いのでその方の情報収集 オペ担当になれは、オペ出しの時間や抗生剤投与の時間の確認などAチーム、Bチームの割り振り確認 |
8:45 申し送り |
夜勤帯スタッフから患者さんの情報をスタッフ全員で収集。 |
9:10
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おむつ交換約20人 |
10:00 看護ケア |
受け持ち患者様の体温・血圧・症状の確認。環境整備 部屋周り、異常確認、重症患者様の追記、患者様の状態に合わせて、保清や処置 |
11:30前半 12:30後半 昼食 休憩時間60分 |
休憩前に申し送り Aチーム、Bチームで受け持ち 11時30分〜休憩(後半12:30〜) 休憩室でご飯、TV,スタッフと雑談等 |
12:30前半 13:30後半 看護ケア |
休憩後の申し送り、患者様の点滴、検査などの処置、コミュニケーション 体位変換、下善等 13:20〜15:00入浴介助等(看護助手スタッフのサポート) 入退院対応:1日平均2〜3人、多いとき約10名 予定入院週2回月曜、水曜(手術日は火曜、木曜)+緊急入院 |
16:00 記録 |
患者様の記録(電子カルテ入力)、夜勤帯スタッフへの申し送り |
17:00 終了 |
夜勤帯スタッフへの申し送りをします。 |
私は最初助産師の資格を取得してすぐ、やっぱり自分に合っていないと感じ、看護師として回復期リハビリテーション病棟で勤務したので、急性期での経験少ない状態でした。
2階では、急性期の看護経験を積めるので、「看護師として働いている。」という実感は、とても忙しいのですが2階の方が感じるかもしれません。
その他にも、多職種連携のカンファレンスにも参加する経験ができたのも2階に異動になってからです。
1つの病院でもこんなに病棟によって経験できることが違うのだなと改めて感じました。
まだ2階病棟に慣れていないので、まずは一般病棟の業務に慣れて看護の幅を広げていきたいと思います。