訪問看護の魅力とは? 看護男子座談会
2021.09.14小栁さん
配属先:フクダ訪問看護ステーション・御殿山
看護師歴:4年 福田入職歴:1ヶ月
出身地:兵庫県姫路市 趣味:海外旅行(インド、ネパール、カンボジア)
塩崎さん)看護専門学校を卒業して、精神科病院で約7年臨床経験を積んだ後、慢性期の病院へ転職して3年ほど精神科以外の看護にも携わりました。
病院で夜勤勤務をしていたのですが、2人目の出産のタイミングで、1人目の子どもが神経質になり、夜間私がいないと眠れない状況が続き、妻も疲れ果ててしまうという状態になりました。
このまま妻1人に負担をかけてはいけないと考え、夜勤のない訪問看護に転職しました。日勤だけの職場は他にもありますが、元々、在宅分野の精神科看護に関心があったのも理由の一つです。
小栁さん)私は、前職で約3年半、3次救命救急センターで勤務した後、こちらに転職し現在訪問看護2ヶ月目です。
塩崎さん)決められた時間の中で、しっかりと利用者様1人1人と向き合うことができるところ。
病棟勤務の時にやりたいと思っていてもできないことが実現できるのが魅力だと感じています。
小栁さん)私も似たようなことですが、利用者様への1対1でのリアルな反応が自分に返ってくることがとても嬉しいです。救命救急センターでは、なかなか感じることができなかった魅力です。
塩崎さん)生活している場に入らせていただくので、予期せぬトラブルが起こることがあります。
小栁さん)トラブルが起こった場合の解決方法も異なり、病院では看護部で上長に相談するなどの対応ですが、訪問看護では、関係する事業所のヘルパーさん、ケアマネさんなど、地域で連携する多様な方々と一緒に解決していくというのはとても調整力が必要です。
高齢のご夫婦、独居の高齢者、ペットが家族と考える人、家庭内虐待、などなど、
その人その人の価値観や異なる当たり前を知る機会が多いです。
塩崎さん)私たちもまだまだ勉強中で、「解決方法に正解がない」というところが、
とても難しい半面、とてもクリエイティブで知恵を出しあう楽しみを感じたりしています。
塩崎さん)「離職率0」の職場づくりを行いたいです。
とにかく、今いるスタッフが長く働ける職場にしたい!
これまで人間関係が原因で離職する人をたくさん見てきました。
せっかく看護師という職について、人間関係で辞めたりするのは、とてももったいないことだと考えています。
一緒に働くのに嫌な気持ちで働くのは人生の大切な時間を無駄にしているのと同じです。
私は、一緒に働くスタッフに、「人間関係で悩ませたくない」という考えをもっています。
もちろん、利用者様によりよい看護を提供するのが前提ですが、そのためにも、スタッフで協力しあって、離職率「0」の職場づくりを目指していきたいです。
小栁さん)私はまだ2ヶ月目ですが、めちゃくちゃ楽しく仕事させてもらっています。
今のこの気持ちを大事に仕事を続けていきたいです。
訪問看護未経験でも、とても相談しやすい雰囲気の職場です。
塩崎さん)協調性をもって、楽しく仕事できる。
やらされるのではなく、自分ごとで取り組む。
そんな人を求めています。
離職率「0」の職場づくりに向けて、
「毎日来たスタッフと顔合わして挨拶する」
「相談しやすい環境づくり」
まずは簡単なことですが、働くスタッフみんながストレスを溜め込まないようにする努力をしています。
すぐに転職でなく、将来のために訪問看護のことを知っておきたいという方も、気軽に見学にお越しください。
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以上、フクダ訪問看護ステーション・御殿山に勤務する看護師さんへのインタビューでした。