訪問看護ステーションをやろうと思ったきかっけは?
2021.11.25配属先:訪問看護ステーション
礒田さん 31歳
看護師歴9年目
趣味:お料理
出身:枚方市
学生の時に祖父母を自宅で看取る経験があり、いつかは訪問看護がしたいと思うようになりました。また、看護学生の時に訪問看護の実習があり、楽しかったことも訪問看護で働きたいと考えるきっかけになりました。
病棟看護は治療する場、訪問看護は生活の場と感じています。
病院の場合は、医師がお薬を処方すれば患者様は飲んでいただけます。
しかし、在宅の場合は、患者様が薬を飲む頻度を自分で決めることもあります。
「絶対飲まないとダメ」という考えではなく、
ご本人が飲みたくないという気持ちをお持ちなら、
その人の価値観や生活に寄り添うことも必要なのだと考えるようになりました。
はい、大学病院の整形外科病棟で働いた後、今の職場に転職しました。
でも実は、一度、別の訪問看護の立ち上げに誘われ退職しているんです(笑)
そこで経験できる内容が想定していたことと違っていて、
双方の職場にご迷惑をおかけしたのですが、
フクダのみなさんは出戻りを暖かく受け入れてくださいました。
90代のご利用者様の娘さんとご自宅での看取りの支援を行った時に、
「酸素の量が減っているけど大丈夫ですか?」
「少し熱があるのですが様子見た方が良いですか?」
など、最初はよく質問されるケースがありました。
娘さんと密にコミュニケーションをとりながら、ケアの方法をお伝えしていくことで、徐々に娘さんもご家族のケアに慣れていき、
最期の瞬間まで一緒にお過ごしになることができました。
ご利用者様を看取った後、娘さんからは感謝の言葉をいただきました。
ご本人の思いをまず第一に考え、そしてご家族の想いに寄り添う。
終末期ケアをさらに深く学び、ご利用者様が
「最期はお家で過ごしたい」
そんなご希望があった時に、ご本人やご家族の想いに寄り添える看護師を目指していきたいと思います。
友人や家族と一緒にお出かけすること
失敗すると落ち込みます。
そんな時は看護師の友人にたくさん話を聞いてもらうと元気になります。
訪問看護で働くことは本当に楽しいです。
20代で訪問看護へ転職したいと友人に相談した時、
「いろんな診療科を経験しないとできないのでは?」とか、
「ゴミ屋敷みたいなお家に入るの嫌じゃない?」など、
どちらかというとネガティブな意見が多かったのですが、
今となっては自分がやりたいことに向かう決断をして良かったと思っています。
訪問看護で働く時に大切なことは、
「やりたい」と言う気持ちです。
「人と深く関わりたい」という方にはおすすめの職場です。
また、キャリアチェンジしたい時に、
病棟勤務の経験も訪問看護の経験もできるところは、
福田総合病院グループの訪問看護のメリットだと思います。
「福田訪問看護ステーション・御殿山」のスタッフは、
訪問看護未経験者からスタートした人ばかりです。
同じ気持ちを持って試行錯誤しながら取り組める環境です。
訪問看護に興味があったら気軽に見学にお越しください。
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以上、看護師さんへのインタビューでした。