地域の病院として大事にしていきたいこと
2022.07.10配属先:2病棟(2階病棟、外来、オペ室)
看護師長 南里さん
出身:大阪市
福田歴約14年
趣味:読書、映画、ゲーム
好きな食べ物:お肉
嫌いな食べ物:とうもろこし
14年前になりますが、子どもがまだ幼稚園で午前中だけ看護業務ができる職場を近くで探していたのがきっかけです。
子どもが小学生にあがると15時まで勤務、中学生にあがるともう少し勤務時間を増やすという形で、ライフステージにあわせて働いてきました。
常勤になったのは4年前で、3年前に副主任、1年半前に副師長、看護師長になったのは今年の4月です。
バリバリキャリアを積んできたわけでもないので、いま自分が看護師長になっていることに驚いています(笑)
入社当時は、看護方式も古い時代でしたが、時代の変化に伴い、看護師の価値観が「業務中心」から「看護中心」に変化してきていると感じます。
看護師としてのやりがいを大事に、みなさんも時代の変化に対応しながら成長してきたと感じています。
14年の間にたくさん変化がありましたが、
地域密着型の病院として、「変化しないこと」も大事だと考えています。
以前こんなことがありました。
台風の被害がひどい時期に、「家にいるのが怖い」と2人の患者様が相談に来られたんです。
その時、福田総合病院では理事長に相談し、点滴室に泊まっていただきました。
地域の人が困った時に、「頼りにしていただける」「相談していただける」
この点は変化せずに、あたたかい地域密着型病院であり続けたいと思います。
病院スタッフが、患者様に「また来てください」と伝えるのは、
昔はいけないこととされていましたが、
今の病院は困ったこと、少し体調不良があったときに気軽に来ていただくことが大事です。
そこで、未病・予防の取り組みにもつながり、患者様と信頼関係が築けるからです
「管理とは」「マネジメントとは」「組織とは」といったことを研修でも学ぶ機会をいただき、看護部長のお薦め本で勉強したり、一般職のスタッフで働いていた時には気づけなかった発見がたくさんありました。
役職者になるのを嫌がる人も多いかもしれませんが、
「マネジメント」を学ぶことが楽しいと感じています。
「みんなの支えがあってこそチームがまわる」
「みんなの力が発揮されるように環境を整える」
そんなことを意識し始めてから、より一層、一緒に働くスタッフに感謝するようになりました。
「みんなのおかげ」という気持ちをいつも大切にしています。
できていないことばかり指摘するのではなく、
その人のいいとこ探しをしながら、声掛けするよう意識しています。
おそらく、私は「いいとこ探し」が得意だと思います(笑)
変化していけること。
時代の移り変わりが激しい世の中ですので、否応なく変化が求められます。
そんな時に、変化させられるのではなく、
自ら変化を恐れずに提案していける。
そしてチームのみんなが遠慮せずに意見を出しあえるチーム。
反対意見を伝える時は、言い方に配慮して、楽しく意見を出しあうのが大事。
そんな変化していけるチームが理想のチームです。
今は、本当に理想のチームで、楽しく仕事ができていると感じます。
入院患者様が多いとピリピリする職場は多いと思いますが、
楽しく声掛けあいながら賑やかな職場です。
賑やかすぎてたまに怒られます(笑)
ですが、どうせ忙しいのなら楽しく働ける方が心地良いと思います。
変わろうと思える人
みんなで「協力」できる人
そんな人と一緒に働きたいと考えています。
「協力」とは、
自分がしんどい時に「手伝ってください」「助けてください」と素直に言えること。
そして、周りが大変な時に「手伝います」と素直に言えること。
職場の仲間とお互い「協力」しあえることが必須条件です。
時代の変化にあわせて、みんなで学び合い、みんなで高め合える環境です。
今年より来年!そう思える人は一緒に働いてみませんか?
みんなで成長していきましょう。
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福田総合病院で14年間、子どものライフステージに合わせた働き方で、
パート勤務から看護師長になった南里さんのインタビューでした。