「結婚・妊娠とキャリアについて」
2019.11.15今回は、福田総合病院 看護部の主任ナースさんの働き方をインタビューしました。
・インタビューさせて頂いた方
主任/入職して6年目/看護師歴約16年
学校に3年通い、大学病院(急性期)に就職しました。
その後、10年働いた頃、慢性期や在宅へ行きたかったのですが、もうちょっと経験を積んだ方が良いな?と思っていたところ、妊娠していることが分かりました。妊娠をきっかけに退職し、その後は、診療所パートとして働いたり、介護施設の入浴介助で派遣職員として働いていました。
子供が7ヶ月のころ、保育所に預けて働こうとしたら、ママが働いていないと保育所に入れてもらえないということを知りました。
ですので、夜勤専従で1年勤務した後、平成26年頃に託児所がある病院ということもあり、福田総合病院とご縁があり、入職させて頂きました。在職期間は6年ほどですが、1年間産休があり、実働期間は約5年です。
学生の頃に漠然と描いていた看護師のキャリアとは正直全然違います(笑)。
主任としては3年目になりますが、管理業務が入ってくることは全く想像できていませんでした。
「看護師として生涯働きたい。」という大きな視点で見ると、思い通りだと思います。
看護師という仕事を楽しみながら続けているので、今はありがたいです。
大学病院で働いている時は、結婚と妊娠・出産という人生の一大イベントがありながら、どうやって看護師としてのキャリアを歩んでいくのか?全然イメージできてなかったです。
でも、福田総合病院では、ママさんナースとして少し先の道を歩まれている見本になる先輩ナースがたくさんいます。そのおかげで、自分の場合はどうしたら良いのかな?と具体的にイメージができるようになりました。
大学病院で働いていた頃、女性の管理職の方は独身の方か、祖父母が子供を見てくれる環境がある人しか、仕事に没頭できないようでしたので、私にはちょっと難しいなぁと思っていたんです。
福田総合病院では、子供の体調不良で急に休んだ翌日に出勤すると、
「子供さん大丈夫だった?」
「もう出てきても良いの?」
とみなさんが聞いてきてくれるんです。すごくありがたいし、本当に感謝しています。
趣味は何にもできていないですね(笑)。プライベートは子育てがメインです。子供が寝静まった晩の4時間くらいが自由な時間です。休日には身体のメンテナンスとして、鍼灸院に通うことが楽しみです。
元から仕事とプライベートのオン・オフの切り替えが必要ないタイプで、仕事が嫌だと思ったことはほとんどありません。無理がないように、計画的に仕事と家庭をバランスよくこなすように意識しています。
基本的には、体調が悪くない時以外はオン状態で、寝るときにふっとオフになる感じですね。あまりやる気の波はないと思います。
あとは、「ありがとう」が言い合えること、職場で「必要とされている感覚があること」は働きがいの1つです。福田総合病院のスタッフは、自然と「ありがとう」と言い合えるんです。
やはり誰でも感謝の言葉をもらえると嬉しいですよね。
これは、とても大切だと思うんです。1人1人が「居場所がある」と思える職場づくりをしていきたいと思っています。
私は大学病院で働いていたころ、退院後の患者様の生活をサポートすることに関心がでてきて、将来は訪問看護で働きたいと考えていました。その前に慢性期の病院で経験を積みたいということもあり、福田総合病院に転職しました。病院から自宅に帰っていくことをサポートするのが慢性期の病院の地域での役割だと思ってますので、やりたい仕事のイメージとして持っている方なら、すごく楽しくお仕事ができると思いますよ。
看護が大好きな人、ぜひ一緒に働きましょう!
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以上、ママ主任ナースの働き方インタビューでした。